SICF15今年も出品します!

                                    


毎年5月のGWに東京・青山のスパイラルで開催されますSICFSpiral Independent Creators Festival)に昨年に引き続き今年も出品いたします。
 
SICFは青山にあります文化複合施設、スパイラルが次世代を担うクリエーターの発掘・育成・支援を目的として2000年から開催しているコンペティション形式のアートフェスティバルです。出品者の作品も絵画、立体・彫刻、工芸、インスタレーション、パフォーマンス、プロダクト、ファッションなど多岐に渡り、AB両日程で100組のクリエーターが参加します。

私はB日程(5月5-6日)に出品しております。ゴールデンウィーク、東京にお出かけの際はぜひお立ち寄りくださいませ。会場で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 
SICF15

会期   A日程 5月3日(土・祝)―5月4日(日・祝) 
     B日程 5月5日(月・祝)―5月6日(火・振替)

      両日ともに1100 - 1900 
           山本はB日程に出品しております

 会場    スパイラルホール(スパイラル3F
     東京都港区南青山5-6-2
        http://www.sicf.jp/#home
    

入場料     一般700/ 学生 500


[写真は出品作品] 
存在の感触-ビニールサンダル-
 / 陶土 / 手彫り / 左右各 W23.5×D8×H4(cm) / 2013
 


卯辰山工芸工房修了者作品展 2014



会期:2014年3月11()-316()
※3月13日(木)午前・午後会場におります


時間:午前10時~午後6

会場:金沢21世紀美術館市民ギャラリーA
 

金沢卯辰山工芸工房の修了を3月末に控え、早いもので最後の修了展となりました。作家としての自立と表現の深化を目指す20代から30代前半の若者が全国から卯辰山工芸工房に選考試験を経て集い、自らの制作・研究を三年間の研修として行います。

工芸はその歴史的な成り立ちからしても、言葉ひとつの括りの中で実に様々な領域を横断する複雑さを持つ世界です。私自身は工芸のひとつのジャンルである陶芸の素材、粘土や釉薬の特性や独自の制作プロセスを考察することにより、それらが現代の美術表現においてどのような意味や可能性を持ち得るかという問いから制作を行っています。ひいてはそのような考察から生まれた表現物が、現代に生きる私たちの本質的な興味、関心、感性とどのように連繋していくことができるかという心の底からの問いでもあります。

三年の研究の中で制作してきた「空気の記憶」「存在の感触」のシリーズは、かつて誰かに使用されていたであろう中古の衣類や日用品を観察し、その持ち主たちの気配、現代に生きる人々の匿名的な生の痕跡を焼き物に記憶させるという作品です。私は「焼成」という焼き物独自のプロセスを経て柔らかな土が固く変質し、与えられたイメージを頑ななまでに保持する性質を「土が記憶する」性質として、焼き物を「記憶メディア」として捉えています。土に象られた見慣れた日常の品々は、ざらざらとして脆い陶へと置き換えられ、個としての絶対的な孤独や哀しみを湛えた現代に生きる人々の存在を映しだします。

三年間の研究の集大成、新作「永遠の波」ぜひご高覧ください。



 


 





記憶の像



Exhibition 61in3  until Tomorrow

This is a photo of my works, Image of memory. In this work, rings in ceramic as an image of memory is covered with resin.  Making an image in ceramic, it's, for me, to extract un image of the object. I think clay is one of storage medium.
 

現在ギャラリー点で開催されている61in3展も残すところあと一日となりました。

写真は出品作品「記憶の(イメージ)す。()陶製指輪樹脂内包ていす。お時間ざいどうくおす。

 


Café-Reataurant Fusion21  






My works are now displayed at the café-restaurant, Fusion21 in the 21st Century Museum of Contemporary Art in Kanazwa.


言わずと知れた金沢の人気観光スポット、金沢21世紀美術館内のカフェ&レストラン Fusion21にて作品を展示・販売しています。飲食スペースの背もたれがガラスケースになっており食事をしながら作品を楽しんでいただけます。日中はたっぷりの(?)自然光の中で、また夜は照明により昼間とは異なる表情の作品たちをご覧いただけます。私の他にも陶芸作家・石永知美さん、ガラス作家の齊藤晃子さん、松田苑子さん(下写真)の作品が展示されています。美術館にお越しの際は是非お立ち寄りください。


展示期間 2014.1.8(水)ー2014.2.28(金)
     10:00-20:00 美術館休館日は休業 

場所   金沢21世紀美術館内 Fusion21


 



 

 61 in³ 


グループ展のお知らせです。
Group show for small size art works.


61 in3 

10cm×10cm×10cmの空間をインチ表示すると61立方インチになります。その空間に入る小さな美術作品を、彫刻、工芸、絵画などの分野から32名の作家が制作しました。それぞれの61 in3 に何が現れるか、32の提案をお楽しみください。

 
会期   2014,1.11()2014.2.2(日)
     12:00-18:00 木曜休廊

 
会場   ギャラリー点 

     石川県金沢市入江2243
         0762922140

お正月という港と船出



明けましておめでとうございます。2014年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
 
冬という季節の中でも大晦日までの冬の夜と、お正月を迎えてからの夜の明るさ(暗さ?)が違うという感覚が子供の頃からあります。この一日をまたいで太陽の位置が大きく変わるはずもないのですが、自分の心持ちが大きく影響してそう感じられるのだと思います。大晦日までの夜は、心地よいのですが深くて暗く、闇夜の中で人やら何かが活動しているような感じで、お正月を迎えてからの夜は光が闇の中にも行き届き明るい。(私の頭の中のイメージです)「迎春」という言葉のとおり、お正月を迎えるということは新たに春や太陽の光に向かっていくことなのですね。海外にいる私の友人はヨーロッパ圏の方が多いのですがキリスト教の文化圏ではこのような節目の感覚があるのかどうか、それはキリストの誕生日、クリスマスにあたるか、あるいは復活祭にあたるのでしょうか。今度聞いてみたいです。
 
このような印象を持っているせいか、年末に人々が新年を迎えるためにせわしげに支度をし、厳かに大晦日を迎え、お正月に新年への期待を胸に寺社に詣でる、そんな日本のこの季節が大好きです。
お正月には、別々に暮らす姉の家族や私の家族が実家に集まってきます。互いに、過ぎた一年の労をねぎらい、日頃離れて暮らす距離を埋めるように様々な報告、世間話を交わしお正月のひと時を過ごします。そんな家族の姿を見て、お正月は「港」のようだと思いました。私たちは旅を続ける「舟」で、集い賑やかな時間を過ごし、また各々の生活の大海原へと戻っていく、そしてまた「港」に帰ってくる。今年はそんなことを思いながら始まりました。2014年への船出です。

写真は、ベルギーに住んでいたころに旅行したギリシアのミコノス島の海辺で撮影した写真です。日本のお正月のことを書いているのになぜか、なぜなのか頭にギリシアの夜の港のイメージが浮かんでいました。イメージ通りの写真が記録になかったので、ギリシアの海辺の写真を載せました。

時には息抜きを


広島で会ったニャーンです。広島市現代美術館のある比治山公園は猫山なのだとタクシーの運転手さんが教えてくれました。写真の猫はまだ小さくて痩せていますが、ここの山の猫は野良なのにみんな結構いい体格してました。

広島市現代美術館は繁華街から少し離れた静かな公園の中にあるので、ゆっくりと静かに作品の世界に浸ることができます。自分以外ほとんど誰もいない展示室、作品と一対一で向き合える贅沢な時間と空間・・・高校生、学生のころによく通った大阪の旧国立国際美術館を思い出しました。当時は大阪万博記念公園内にあって、交通が少し不便なこともあり平日はお客さんが少なく、本当にひっそりと作品の世界を味わうことができる大好きな場所でした。そこで今も尊敬する多くのアーティストたちの作品に出会いました。

 

ゲンビどこでも企画公募2013展        はじまりました!



112日(土)からゲンビどこでも企画公募2013展が広島市現代美術館にて開催されています。

美術館地下1階ミュージアムスタジオにて新作のインスタレーション作品「存在の感触」を展示しています。ミュージアムスタジオには本展覧会の出品作家、立原真理子さんの網戸に刺繍を施したインスタレーション「戸とそと」も展示されています。他の出品作家の方々も素材やコンセプト、様々なアプローチによる作品を出品されています。広島にお越しの際は是非ご覧ください。

「ゲンビどこでも企画公募」

会期:2013112日(土)~11 24 日(日)
場所:広島現代美術館
休館日:月曜日(ただし祝日は開館し翌日休館)
開館時間:10:00
17:00
観覧料:無料
協力:オタフクソース株式会社、オリエンタルホテル広島、広島アンデルセン
WEB
http://www.hiroshima-moca.jp/dokodemo/exhibition.html#work



 

広島に行ってきました


 
 
作品搬入のため広島に行ってきました。ひと足早く現地入りし広島の街を散策しました。整備された広い大通りを歩いて平和記念公園へ。穏やかな太田川の流れを眺めていると、この場所が68年前に原子爆弾が投下されたことにより、想像を絶する火傷と負傷の苦しみから逃れようと逃げ惑った人々のご遺体が積み重なる地獄絵のような光景だったのだということが反って強烈に想われ、川底に今も過去の記憶が静かに堆積しているような感覚を抱きました。目の前のこの場所で多くの命が一瞬にして、あるいはもがき苦しんで失われていったのだと思うと目の奥が熱くなりました。
 
ぼろぼろになった被爆者の方々の遺品とそれらにまつわる当時の状況の説明を読んでいると、やはり目頭が熱くなるのを止めることができませんでした。苦しくて苦しくて「どうにかしてよ!」と叫びながら亡くなっていったという女性、子供の安否を気遣う母親の日記、白骨化したまま立ち尽くす遺体に「おお、苦しかったろー」と泣き語りかけたという男性の体験を描いた絵。被爆者の方がご自身の体験から当時の様子を描かれた絵の展示は筆圧やタッチから、また比率やパースの狂いから尚いっそう言葉や資料よりも「リアルな」被爆の体験を知ることができます。それはとても強烈で、比較すると自分自身の作品も含めそこらの「アート作品」は霞んでしまいそうです。原子爆弾という大量殺戮兵器の非人道性を痛感し、このような歴史を背負った現代の日本で「アートをする」ということはどういうことなのか。常に自分自身に問いかけなければならないと思っています。
 
しかしアートはジャーナリズムとは異なります。記録、報道とは違う詩的な方法で世界の姿を浮き上がらせることができると私も信じています。アートは衣食住に絶対必要ではないある種の余剰であり、また同時に人間の存在と深く関わる本質的な営みでもあります。

ゲンビどこでも企画展示2013 審査員賞受賞



「ゲンビどこでも企画公募」は広島現代美術館が同館のパブリックスペースを国内外の作家に開放し、選ばれた作品プランによって展覧会を開催するプログラムです。この度このコンペティションで拙作の「存在の感触」により特別審査員橋本麻里氏の審査員賞をいただきました。また同じく特別審査員の岡部あおみ氏により高い評価をいただきました。

広島という日本人にとって非常に重要な歴史と意味を持つ街にある美術館のプログラムによって、このようなすばらしい賞と評価をいただき大変嬉しく思っております。私の未熟な表現の中から可能性のかけらを感じてくださり今回の評価をいただきました。かけらと言いましたが、この未だ小さな可能性をこれからもっと大きくしっかりと成長させていかなければと身の引き締まる思いでおります。

またいつも温かく見守ってくださる大学時代の先生方、励ましの言葉を与えてくれる作家仲間や友人たち、家族、作品を楽しみにしてくださっている方々、皆様にこの場を借りて心よりお礼を申し上げます。

今年の11月に開催される展覧会に向けて、万全の準備を整えて臨みます。展覧会の詳細は下記のとおりです。ひとりでも多くの方に楽しんでいただければ幸いです。



「ゲンビどこでも企画公募」

会期:2013年11月2日(土)~11 月24 日(日)
場所:広島現代美術館
休館日:月曜日(ただし祝日は開館し翌日休館)
開館時間:10:00〜17:00
観覧料:無料
協力:オタフクソース株式会社、オリエンタルホテル広島、広島アンデルセン
WEB:http://www.hiroshima-moca.jp/

 ウェブサイトの発表で調整が間に合わず、生年と出身地が掲載されませんでしたが
1983年大阪生まれです!